月間ブックレビュー 6 2017年6月
今月は何読んだ? 未来を予測するのは難しいが 未来を考えることはできる
6月は当たりが多かった!本当に良い出会いができたと思うくらい、
面白い本を読んだ気がします。
高齢化が始まる中で
未来を予測する・・・これはな難解ですが、ある種のデータを用いて考えることはできます。
特に
コレラの時代の愛は必見。老いても恋する心というのは如何なるものか
なかなかきれいごとではないのだけれども、これからの高齢化社会を示唆しています。
今月読んでみた本は以下の通りです。
※このブログでは、ぼくが1ヶ月読んだ本を記録として残しています。
トップの6面画像は実際に手に取って読んだものを撮影しています。
1 書く力 私たちはこうして文章を磨いた
池上彰,竹内政明 朝日新聞出版
多くの人に読んでもらえる
文章の書き方とは?
わかりやすく切れ味のよい文章の第一人者・池上彰さんと、
「読売新聞の一面を下から読ませる」当代一のコラムニスト・竹内政明さんは、
どのようにして文章を磨いてきたのか。
テーマの決め方、構成方法、稚拙な表現からの脱出法などを、惜しみなく披露する。
誰が読んでもわかる、うなる文章の書き方を伝授。
2 コレラの時代の愛
G.ガルシア=マルケス/著 木村栄一/訳
夫を不慮の事故で亡くしたばかりの女は72歳。
彼女への思いを胸に、独身を守ってきたという男は76歳。
ついにその夜、男は女に愛を告げた。
困惑と不安、記憶と期待がさまざまに交錯する二人を乗せた蒸気船が、
コロンビアの大河をただよい始めた時…。
内戦が疫病のように猖獗した時代を背景に、悠然とくり広げられる、愛の真実の物語。
3 人類の未来―AI、経済、民主主義
『知の逆転』の続編。
トランプ政権と民主主義のゆくえは?
EUの将来は?
世界経済は今後どう変わるのか?
シンギュラリティとはそもそも何か?
国際情勢、AIと人間、気候問題、都市とライフスタイルの未来像……。
データとファクト重視、冷徹な現状分析を旨とする大御所たちに、
「都市を変えるアイディア」を実践している若き知性を加えた計5人にズバリ斬り込み、今いちばん知りたいことに明確なビジョンを示す大興奮の一冊。
1 トランプ政権と民主主義のゆくえ ─ノーム・チョムスキー
2 シンギュラリティは本当に近いのか? ─レイ・カーツワイル
3 グローバリゼーションと世界経済のゆくえ ─マーティン・ウルフ
4 都市とライフスタイルのゆくえ ─ビャルケ・インゲルス
5 気候変動モデル懐疑論 ─フリーマン・ダイソン
4 第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来
ダボス会議 (世界経済フォーラム)の創設者として世界の経済と政治を40年間にわたって中心から観察しつづけてきた著者が、
ダボス会議でグローバルエリートと行ったディスカッションを基に、来るべきメガトレンド=第四次産業革命を詳細に解説!
・AIやロボットに代替されるリスクが低い職業は?
・企業が移行を迫られる新たなビジネスモデルとは?
・ロボットによる労働者の代替は、不平等を拡大し、社会不安を生むのか?
・人間の行動が予測可能になった時、そこに個人の意思やロボットとの
違いは存在するか?・ゲノム編集や合成生物学は、人類をどう変えるか?
・自律型兵器やサイバー戦争は、戦争の定義をどう変えるか?
5 これだけ!電子回路 これだけ!シリーズ
電圧、電流、抵抗、コイル、コンデンサ、半導体、増幅回路、
トランジスタ、演算増幅器、オームの法則、キルヒホッフの法則
―小中学校の理科の知識から回路設計を理解!
6 10年後に君の仕事はあるのか
「10年後の世界はどうなっているのか?」
「不確かな未来を生き抜くためには、
どんな力を身につけるべきなのか?」
などの問いに対する答えが本書です。
仕事が消滅していく社会への対処法を藤原先生が伝授します。
2020年代を生き抜くための「雇われる力」とは何か?
高校生に語りかけるスタイルで大人にも問いかける「人生の教科書」決定版。
◎実社会が必要とするのは、常識を疑い仮説を提示できる人材
◎「AI×ロボット技術」と「人間の知恵」の交差点にフロンティアが開ける
◎未来の社会はネット内に建設される
◎稼げる大人になれるかは希少性で決まる
◎キャリアは掛け算で考える
◎「遊び」と「戦略性」があれば仕掛ける人になれる
◎人生はあらかじめ設計できるものではなく偶然から始まる
◎もう歩き始めているか、最初の1段を上り始めたかが大切
◎人生の目標はクレジットを大きくすること
◎1人ひとりが自分の人生をデザインする時代