未知の領域、モーターを動かすプログラミングへ
この一ヶ月、悩んでいたのは主砲を動かすプログラミング。
どれだけネットで探しても適切な答えは出ず、独学で見よう見まねで 進めてきました。
①LEDの準備 ②光センサーの作成 ③モーターの制御
これができたら、今後の製作や創作活動の幅は広がっていきます。
今回は
SNSの恩恵もあり、完成に近づきました!
①まずは完成した回路から
アンドロメダの主砲は前後合わせて4つありますが
どろぼうひげさん(プロモデラー)の作例のように前の主砲を
モーターで可動させるプログラミングに挑戦しました。
ブレッドボードに挿しただけですので、実際に基盤にハンダづけは
まだ先です。
PIC12F683というマイコンにプログラミングして
DCモーター(主砲の下にあります)が
正転、逆回転、一旦停止を行います。
なおマイコンでモーターを制御する際は
モータードライバー
というICが必要となります。
・・・と、こうしてブログに書いてみて思うことは
わかってる人はいいのですが、専門用語が多いと、やってみたくても
わからなくて置き去りになったような感じになります。
またホビー雑誌も”作例”は掲載しても、決して料理のように調理方法を掲載しているわけではありません。
多少、説明が足りない気がするのも正直な気持ちです。
『暮らしの手帖』みたいに、事細かく
工程やプログラミングの内容も掲載しているものがあれば!と切に願いながら
作業に取り組んでいました。
材料
PIC12F683・・・マイコン
モータードライバーTA7291P
半固定抵抗500kΩ
抵抗10kΩ 3本
押しボタンスイッチ 3個
適当なジャンパー線
DCモーター、今回は回転を遅くするためギヤードモーター使用
②モーターが届かない!
このアンドロメダの製作記録が遅れている理由は幾つかありますが、
主砲を動かすギヤードモーターも手にいれるために時間がかかりました。
秋葉原のショップでは高価なのですが
ぼくがAmazonで見つけたのは下記のもので
値段も500円程度でしかも!送料無料でしたので
早速、ポチりました!
ところが・・・
・・・なかなか届かない!
よく見たら、中国から来ることになっています!
レビューを見たら、届くのが遅いなど書いてある!
ああ、よく見りゃよかった・・・。
仕方ないので秋月で
一度試したいと思い、サーボモーターを注文することに。
いざとなれば、サーボモーターを仕組もうと思いました。
すると、ほぼ同時期にモーターが届きました。
折しも、この頃
Amazonのマーケットプレイスの休眠アカウントを使って
個人情報を取得する悪徳業者が海外にいる、などの報道があり
ギヤードモーターのために
ぼくは、遥か海の彼方に個人情報を流出させたのか!!!と思ってましたが
ちゃんと届きました。
時間に余裕があれば、安価でモーターや電子部品が手に入るので
良い業者さんと思います!
実際にモーターをアンドロメダに置いてみました。
どろぼうひげさんの作例にもありますが、十分モーターが入るスペースがあります。
ヤマト1/500の時に、こういうことができてたら!と思います。
③回路の作成
いきなり基盤にハンダ付けをすると、失敗した時に部品を壊す恐れがあります。
なので、ブレッドボードに挿してみて 回路を試します。
ちなみにぼくが参考にしているのは
東京電機大学が出版している写真の本
『たのしくできるPIC12F実用回路』という教科書のような本です。
それ以外にも幾つかありますが
今回はこの本にあるモーターの制御に関するプログラムをもとにしています。
が!
動きません!
プログラムはPICに書き込まれてますが
プログラミングで
— fujiwara seven (@hibikifuji) 2017年5月5日
モーターの制御回路の作成
正転しかできない
まだまだ先は長いな#pic12f683 #モーター制御 #アンドロメダ#電子工作#教えて下さい #困った https://t.co/xuJxCtPfEX
なかなかうまくいきません。なので
④ゲートの処理はじめます
まずニッパー、変えました。ともにタミヤのニッパーですが
左の ニッパー、グリップが太くてよさげだったのですが
どうも、部品を切る時に、もぎとる、引きちぎるような跡が残り
部品も欠けていて
ゲート処理に苦労してました。今回もなんですが・・・
で、右に変えました。
全然違います!切れ味バツグンです!
あと・・・
アンドロメダの安定翼。この直角三角形の定規のようですが
右下がランナーから切り取る時に欠けやすいです!
ぼくは
注文センターで取り寄せてしまいました・・・泣
ずっと電飾やプログラミングにかかりきりでは
作業はさらに遅れます。
御多分に洩れず、ゲート処理・・・ランナーから切り取る時に出る
カケラをデザインナイフで削り取ります。
そしてペーパーがけ
400番→600番→1000番あたりで磨いていきます。
先ほどのニッパーで部品が欠けたところもあり、念入りにゲート処理を
しました。
この段階でキットの成形色は使わないことになるわけです。
⑤真夜中の救世主、現る!
さて、主砲のプログラミング、うまくいきません。
今日は進まないかなぁと作業を中断。
インスタ、からの連動でツイッターで
うまくいかないと
つぶやいたけれど
どうすればいいかなぁ・・・と思いながら
涼宮ハルヒの憂鬱をBSで見てたら・・・
プログラミングでモーターの制御回路の作成正転しかできないまだまだ先は長いな#pic12f683 #モーター制御 #アンドロメダ#電子工作#教えて下さい #困った
なんと!
ツイッターでリプが!
しかも丁寧に画像付きでモータードライバーの取り付け位置から
足りない配線についてまで!
わずかなぼくの投稿した画像を見て、アドバイスをくださいました!
まさに
救世主!
そしてできました!
マイコンによるモーター制御ツイッターでアドバイスをいただきなんとか完成仕組みはいずれブログで書きます#アンドロメダ #電子工作 #モーター制御 #pic12f683
動いた時は感動しました!
また、丁寧に教えてくださる方がいて、本当に感激しました。
よく、知恵袋とか見たら、高圧的な人とか、ググれ!とか返信する人もいる
世知辛い世の中で、本当に感謝です。
自分もこうありたいです。
さて、このように主砲のプログラミングと作動はできましたが
一回転しますので、これを180度回転にしなくてはいけません。
また、ここからが挑戦です!
LEDの点滅、モーターの可動と少しずつできることが増えると
素直に嬉しいです。
⑥参考図書
最後にぼくが参考にしている資料などを紹介します。
結局のところ、プラモを作るためのプログラミングの書籍などはなく、
電飾もそうでしたが、別の目的に使用しているものを如何に応用できるか、
考えること、資料を読み解くことも大事かなと思います。
以下、ご参考ください。
回路図や部品の役割について書いています。新書サイズなので
通勤通学中にも読むこともできます。
カラー図解が多いのでわかりやすいです。
やや分かりにくい回路図もありますが、PIC12F683というマイコンで
どこまでいろんな回路を作ることができるのか理解を深めることは
できます。