アンドロメダ ムービーエフェクトVer ⑤ 光センサーを作る
だいぶ、間が空いてしまいました。
どうしても日々の仕事や出張を行っており、落ち着いて回路を作成する
時間は週末になってしまいます。
今回は光センサーを作ります。
1 なぜ光センサーか
アンドロメダのキットは電飾回路のセットがついております。
どうやら次のドレッドノートも電飾がつくようですが
こうなると、ヤマト2202版も電飾付きではないだろうか!?と期待が高まります。
さて、アンドロメダの電飾ですが、設定通り
波動砲の発射の際には、艦内の電飾は消えて、波動砲の動きがメインとなるように
なっています。
どろぼうひげさんの作例では翼端灯などを電飾させており、波動砲の発射時は
電飾は消えるようになっています。
通常時はキットの電飾と並んで他の電飾も点いて、波動砲発射時に消える
その仕組み!
では、どうすればできる
ここで光センサーの登場となります。
2 光センサー作成の材料
キットの艦橋の光を拾って、それがスイッチとなり通常は電飾が光り、
波動砲発射時にはキットの光が消えるとともに、消灯できるようにするには
光センサーを使用することになります。
では材料ですが
①フォトトランジスタ
②LED(緑)・・・本来はキットの艦橋用のチップLED緑の光を使用します。
③半固定抵抗 10kΩ
④抵抗 330Ω 1本
⑤抵抗 10kΩ 2本
⑥その他、配線
フォトトランジスタは光を検出して、他のものを作動させる役割を持っています。
いわば光センサーの原動力です。
写真のようにブレッドボードに回路を組みます。
①左は黄色LED
これがアンドロメダで言えばキット以外の電飾・・・自分で用意したものになります。
翼端灯は片方でLED3つを使用しますので
CRDを挟んでいます。
②右はアンドロメダの艦橋部分にあたります。
緑色のLEDがキットについているチップLED
向かい合わせにあるLEDのようなものがフォトトランジスタです。
LEDとフォトトランジスタの間に黒ビニールテープで遮っていますが・・・
黒ビニールテープを取ると、
フォトトランジスタは緑色のLEDの光を拾い、
黄色のLEDも光らせます!
これをもとに基盤に半田付けして、キット本体に組み込めばいけると
思います。
手書きですが・・・
回路図はこんな感じです。
ちなみに翼端灯のチップLEDは
赤3つ 緑3つ それぞれ使用します。
この結線も全て終わっております。大変でした・・・。
3 点滅回路の作成
アンドロメダの各部分を点滅発光させるための回路を作成します。
3点点滅回路
写真のLEDが順送りで点滅します。
実はミレニアム・ファルコン1/144のために用意していたもので
応用してゼットンの点滅回路も作りました。
PICは12F675を使用しています。
PICとは8ビットのマイコンで、幾つかのプログラミングを書き込むことによって
LEDを光らせたり、モーターを動かしたりできます。
書き込むためには下のような道具がいりますが
ぼくはプログラミングの練習と思い、購入しました。
ご興味のある方もおられるかもしれませんので、
ゼットンや今回の点滅回路のプログラムを記載します。
きわめて単純なものです。すいません。
#include <xc.h>
#define _XTAL_FREQ 1000000// CONFIG
#pragma config FOSC = INTOSCIO
#pragma config WDTE = OFF
#pragma config PWRTE = ON
#pragma config MCLRE = OFF
#pragma config CP = OFF
#pragma config CPD = OFF
#pragma config BOREN = ON
#pragma config IESO = OFF
#pragma config FCMEN = OFF
void main(void) {
OSCCON=0b01000000;
ANSEL= 0b00000000;
CMCON0=0b00000111;
TRISIO=0b00000000;
GPIO= 0b00000000;
while(1)
{
GPIO=0b00000001;__delay_ms(500);
GPIO=0b00000010;__delay_ms(500);
GPIO=0b00000100;__delay_ms(300);
}
}
さて、主砲展開のため、モーターを動かすため
プログラミングをしていますが、苦戦しています。
またキュウレンオーも作らなくてはいけませんので、時間がかかってます。
頑張ります!
お!そういえば
ヤマト2202発進編の予告編が解禁されました!